野村克也と森祇晶の84年対談内容wwwww

引用元: 2ch.net
〈1984年、2月24日に行われた対談内容〉
ノム:長年捕手やってて、名捕手だったなって選手は誰かいる?
森:野村克也という選手がいたね
ノム:何を言うとるのやw
森:ノムさんこそどう?
ノム:おらんね。結局捕手は、分かりやすいファインプレーが無い
捕手の巧拙は、相当な専門家でなければ分からない
森:捕手は地味なポジションだけど、じっと見ていると1つ1つの投手の投球に対して、気配りとか、どうやってこの打者を打ちとろうとか、表現というものがある。
そういう意味では阪急の中沢は、その表現がよく見える。捕手として苦労しているのが分かるよ
ノム:中日中尾は捕手っぽくないなぁ。「森、野村が作った捕手像を俺が変える」と言ってるらしいけど、どう変えたいんだろう。打って、走って、守って、目立てるって言いたいならそれは間違いや
森:彼はスターだから。陰の人間じゃない
ノム:スターと言えばドカベン(南海香川)はどう?
森:DHでいいよ彼は
>>2
DHのワロタ
ノム:捕手はあかんということか?
森:僕の口からは言えんよ
ノム:同じパの、近鉄の梨田と有田には期待しとったんや。特に日本シリーズを経験すると、捕手は伸びるやろ?
だけど、2度シリーズを経験しても進歩が見えん。キャッチャーは危機感や怖さを知ってなきゃ良い捕手にはならん。
その点、巨人の山倉は少しずつ良くなってる。西武に痛い目に遭ったやろ。あれをどう生かすか
森:まだまだ相手が見えるところまではいってないと思う。山倉の場合、競争相手がいないからね・・・
競争相手がいた方が、危機感も成長度も違うよ。彼にはひしひしとしたものがない
ノム:でも、成長はしとるで
つべにないの?
森:成長という意味では、うち(西武)の捕手の方が伸びてきてる。特に伊東が頑張った
高校出で僅かな期間で日本シリーズでて、それ相応の結果を出してくれた。まだインサイドワークの面まで要求するのは酷だけど、年々いいものは出てきている。正念場だね
ノム:西武の三捕手(伊東、大石、黒田)はみんな性格が違っていて面白い。
大石は頑固一徹。間違ってても貫こうとするから捕手としては考え物や。伊東との違いは素直さがあるかないか
伸びるには素直さが一番大事なんだ
その点黒田は、80%ずるさしか考えてない。裏をかこうとばかり考える。打者次第では、裏が表になることもあるんだ
森:それはあんたが悪いよw(黒田は元南海。ノムの2番手捕手だった)
ノム:俺は相手を見てずるさを出したよ。黒田は誰にでも出そうとする
森:大先輩にそっくりだよ、彼は。動作、喋り方、飯の食い方までノムさんそっくりだよ
ノム:しかし、大学出の名捕手ってのは出てこんもんやな。18?22歳までの間に、変な習慣でもつくのか
大学でやって来たという自負心があるのか
森:大学でレギュラーになったら勉強しなくなるだろうからね。4年間しかないから
勉強って野球の勉強のことよ
ノム:なんで高校出がいいかというと、プロへ入ったところでもう自分が自覚してるわけよ
自分は何も知らない、プロで色々学ぼうという意欲がある。大学出にはどうもその辺が欠ける
ノムの大学コンプは異常
森:本当に勉強していこうという気が無かったら。ものは覚えないですよ。意識するか否かだけでもずいぶん差はついてくる
僕はキャッチャーによく言うんです。味方が打ってる時でも、自分が座ってたら何をするかということを考えて野球を追っていけと。その積み重ねが、捕手の第六感を養っていくと思うんです
ほんの数秒の間に、相手監督の采配、打者の長所短所、投手の調子、それに対する守備位置、すべてのものを指一本出す前に考えていくわけだから、常日頃から鍛えてなければ、そういうものは瞬時に頭をよぎらない
ノム:だから捕手はみんなヘビースモーカーになるわけやw
捕手の適性を見るのは難しい。他のポジションなら足が速いとかで外野を決めたりとかできる。
捕手で最優先すべきなのは性格なんだ。でも、性格を見抜くにどうしても時間がかかる
森:それはそうですよ。やっぱりあんたもそうだけど、捕手にはねちっこさがないと駄目だね
捕手は性格かぁ
ノム:わしにはそんなもんないでw
森:いやいや、めちゃくちゃあるよw
ノム:あんたは、10点とられても11点目をとられまいとする捕手。わしは10点とられたらお手上げや
森:10点とられてもあとの1点をとにかくやらんという考えが捕手には大事。勝負なんてどう転がるか分からない
あきらめたらそこで試合は終了なんだ。1点とられても、2点目はなんとか防ぐ。それが駄目なら3点目を防ぐ
その1点が必ずどこかで響いていくる。長いペナントレースの中で、1つ2つそういう努力によって拾うことができたら、それは大きな星になって変わってくるからね、それは数字として表れないものであり、捕手としての本領でもある
ノム:野球の奥義を極めると言うのは、捕手が一番なんだ。他の野手の性格や、コーチや監督の能力もよく見えるからな
>>16
安西先生・・・
森:グラウンドに入ると選手が練習している。それを何気なく見てても全体が目に入ってくるのね。
内野でゴロをとっている選手、走塁練習している選手、外野で捕球している選手。それぞれがどれだけ打ちこんでやってるか、瞬時に目に入ってくる。これが捕手の修正だと思うね。また、そこまでいかないと実際のゲームでどうしようもないもの
ノム:あんまり見えすぎると、つい色々言いたくなって嫌われることもあるやろ。捕手出身のコーチはうるさくてかなわん
森もそう思われてんのと違うか。
森:好かれようと思ってないもの。選手に好かれるのが良いコーチなのか。その選手が一時嫌な思いをしたって、言われたことが将来プラスになったら大きな財産になるし、チームとしても非常に大きい。
僕に言わせれば、選手に好かれようと思ったらコーチは辞めた方がいい。それよりまずコーチとしての仕事が何か。
チームを強くするため、勝つために何をするかということのためには、やっぱり嫌なことも言わなきゃ
ノム:コーチは見えないものが見えてないとあかんのや。ナイスプレー、ナイスキャッチと声をかけるくらいならファンに言ってもらった方がよっぽど力になる。見えないものを見るのがコーチというなら、それこそ捕手の領分になる
森:監督と投手の間に入ることほど辛いことはない。勝利を第一に考えれば、投手に嫌がられる。
監督から投手の調子なんかを尋ねられたら、正直にはっきり状態を報告する義務がある。後の決定は、代えようが代えまいが監督が持っているんだから。
でもそうすると、投手はこっちが余計なことを言ったと解釈する。でも、そうやって嫌われていかなきゃ、チームは勝てませんわ。同好会じゃないんだし、お友達作るためにプロになったわけではないんだから
ノム:ヘッドコーチというのは、監督に言いたいこと言って嫌われてもいいと思う。言うべきことは言わなあかん
それを生意気というようじゃ、監督失格
森:しかし、コーチも監督に恵まれなかったら殺されるだろうな。そういう点では、僕には広岡監督という、全てにおいてよく理解してくれている人がいるからこそできるんだと思いますよ
ノム:捕手やってて受けやすい投手はどういうタイプ?
森:やっぱりコントロールがある投手だよ。自分の考えに大体ついてきてくれるもの。そうすると、捕手の面白みというものは倍加されますからね
ノム:わしは技巧派や。一番面白かったのは皆川だな。杉浦は全然面白くなかった。球に威力ありすぎて、リードがいらんかったもん。彼が投げていると、捕手はただの壁にすぎない。だから杉浦に似ている江川は受けたくないね。森は江川受けてみたいんじゃない?
森:違うね。捕手として嫌なのは、江川のように力を持ってても、のらりくらり自分の気分によって投げる投手ですよ
たとえば投球練習の時でも懸命に投げてくれれば、こっちも声を出して「よっしゃ!」と言える
でもいつになったら全力で投げるのか分からんようなええ加減な放り方されたら、もう全然やる気無くなっちゃう
ノム:俺は受けたい投手いっぱいおるわ
巨人なら定岡とか受けてみたい。広島なら大野とか、良いもの持ってても生かしきれてない投手だな
辞めんかったら良かったw
森:僕は近鉄柳田なんかもっと力出せると思うけどね
>>29
競馬の騎手(捕手)と馬(投手)の関係に似てるなと思った
さらっと批判される江川に草不可避
ノム:パリーグなんかいっぱいいるよ。ロッテの投手なんか全部受けたいわ。どんだけプラスアルファ出せるのか
ああいうの、わしは好きだわw 誰が受けてもどないもならへんのを受けてみたいw
森:ノムさんはずるいなぁw
ノム:でも神経使いすぎたせいで、髪の毛ごっそり抜けたよ。森はたっぷりあるのぉ
森:僕だって色々痛んでる。捕手は痛むもんだよ
ノム:現代に名捕手がいないのもそんへんだね、どうも・・・ (終)
すごいなーこの後に何度も優勝する監督同士だし
あんたって呼び合うのか
>>152
野村の家には森の歯ブラシがおいてあるからね
>>159
日本シリーズ前に対戦相手の情報をノムさんに聞きにくるんだよな
対戦相手(大体阪急)からしたらたまらんわw
二人とも監督やめたらスコアラーになりたいとか言ってたよね
どんだけ野球オタだよと
日本シリーズを語る二人
仲良いよな
捕手は目立つなとかいうけど
一番目立ってたのはあんたw
森さんは知的で落ち着きがあるし口調も荒げないから凄く好き
横浜監督時代に評判落としてしまったのが残念やなぁ
森さんの野球解説聞きたいんやけどなあ
ハワイから帰ってきてくれよ
多分1983年

>>90
褒める人とけなす人の差が激しくて草不可避
>>90
梨田のヘアスタイルwwwwwwwwwww
>>90
ミットはハエ叩きではありませんwwwwww
>>90
自分の評価たけえええwwwww
>>90
若菜wwwww投手になった方が良かったwwww
>>90
これは若菜がノムを嫌うわけやわwwwwww
でもさぁ
こう言う風に言ってくれる人貴重やよな
人には嫌われるかもしれんけど
ノムが現役のキャッチャーで褒めてるの誰?
谷繁、里崎とかあたりは聞いたことある
阿部は打撃は絶賛してたが
>>271
細川
理由 性格が悪く保守向き
>>275
ワロタ
聞いたことあるノムの現代の捕手の評価
阿部:昔は何もかもがまだまだだったが大分捕手というものが分かってきている
矢野:内容忘れたが褒めてた
谷繁:現役No1
城島:我が強すぎる
石原:我が弱すぎる
細川:良い意味で今の時代の捕手には珍しいものを持っている
嶋:(基本ボロ糞だが古田みたいに教育半分で判別不可)
相川:(いなくなったことが)横浜長期低迷の原因のひとつ
横浜の捕手:投手力の低迷は投手だけの責任ではない
炭谷:研究熱心なところは評価したいがまだまだ
>>273
ノムさんに我が強すぎるって言われるほど強いのか城島
>>282
投手と喧嘩するからな・・・
>>273
矢野はオーソドックスとか無難なリードとか言ってたような
>>273
石原の我が弱すぎる
ぐうわかる
ちなヤクとしては中村の評価を聞いてみたいわ
>>317
ちなヤクやけどまだまだ評価するレベルに達してないとか言われそう
この辺りの人達は慎重派やから3年規定打席守るぐらいからポツポツ評価を発言する
森は伊東を育て、
ノムは古田を育て、
伊東は里崎の次を育てきれるか、
チームは伊東を我慢して使い続けられるか
>>295
既に細川育てたやん
>>300
銀ちゃんをぶつけて細川を発奮させたのは、
自分の経験から来てるんだろうなあ
伊東は何人ほどライバルを蹴落としたんだろうね、数えたことないや
>>319
そういえば森も現役後半は有望株を意図的に潰しまくって自分の地位を確保したというのを聞いたことあるわ
>>326
現役後半やないで、ずっとや
>>326
川上監督が毎年のように有望捕手連れてきて森の尻叩いてたらしい
>>335
それを伊東勤にもやってた森監督
なるほどそういう流れがあったんやね
この動画によると24人の若手捕手を退けて、巨人はその費用に10億円かけたらしい
>>349
森がレギュラーだったけど巨人は毎年にようにアマチュアとか他球団から捕手を補強し続けてたからな
そのほとんどすべてを退けた結果ついたのが皆殺しの森ってあだ名
森 「競馬場におる友人にワイのサインボール届けてや」
大橋(ライバル捕手) 「ええで、行ってくるわ、おっついでに馬券買お」
巨人上層部 「大橋、毎日競馬場行ってるっていう噂が・・・処分や!」
森 「ふ?ん・・・(やったぜ)」
>>382
ヒェ?ッ!!!!
ホンマ実話なんかそれ??
>>389
http://ja.wikipedia.org/wiki
1963年、読売ジャイアンツへ入団。プロ入り当初は大型捕手として注目を集め森昌彦と正捕手の座を争った時期もあったが、森の謀った競馬場事件で首脳陣の信頼を失うなどして一軍定着には至らなかった。
大橋は森について「私は何一つ教えてもらえなかった。あらゆる手段を使ってライバルを蹴落とそうとしていた」と語っている。
>>396
おぉ・・・もう・・・
>>407
こういうやつらが「捕手は性格が悪くないといけない」「古田は明るすぎる」とか言ってるんやで・・・
怖い(震え声)
誰の事か知らんがそのノム本に書かれてたキャッチャーの争いの話
ライバルな原と篠塚が仲が良いという話の前振りとして書かれてた
二人のキャッチャーが正捕手の座をめぐって争っていた。
今ではそれぞれ、セ、パ両リーグを代表するキャッチャーになっている。差しさわりがあるのでAとBにしておこう。
あるゲームで、先発はAと決まった。それを知ったBは、Aの使うミットに細工をした。
ミットの網にハサミを入れて、タマがはいってもこぼれるようにしたのである。エラーをするようにと、願ったわけである。
しかし、Bが考えたような結果にはならなかった。Aがミットの異常に気がついてしまったからだ。
Bの行為を非難する人は多いだろう。だが私は、彼を責める気にはなれない。
ライバルを押しのけてでも自分がゲームに出たいというBの気持ち、その執念を買う。
試合に出たい。打ちたい。勝ちたい。プロ野球選手にとって、いちばん必要なのはこの「三たい」である。
現在のプロ野球で、ライバルに対してBほどの執念をもっている選手が、何人いるだろう。
ノムは仮に巨人入ってたら森に勝てた気がしないとかよく書いてたな
あと打力で生きてた捕手で守備面は控え捕手より下手だから
それがバレないように休まなかったというネタもよく書く
捕手って奥が深いわやっぱ
優勝を☆、Aクラスを○、Bクラスを●、最下位を★
1946年 - 1968年 : 鶴岡一人 ☆○☆●○☆☆☆○☆○○○☆○☆○○☆☆☆●○
1969年 : 飯田徳治 ★
1970年 - 1977年 : 野村克也 ○●○☆○●○○
1978年 - 1980年 : 広瀬叔功 ★●★
1981年 - 1982年 : ブレイザー●★
1983年 - 1985年 : 穴吹義雄 ●●★
1986年 - 1989年 : 杉浦忠 ●●●
1990年 - 1992年 : 田淵幸一 ★●●
1993年 - 1994年 : 根本陸夫 ★●
1995年 - 2008年 : 王貞治 ●★●○☆☆○○☆○○○○★
2009年 - : 秋山幸二 ○☆☆○
1950年 - 1953年 : 西垣徳雄 ●●●★
1954年 - 1955年 : 藤田宗一 ●●
1956年 - 1960年 : 宇野光雄 ●●●●★
1961年 - 1962年 : 砂押邦信1○★
1963年 : 浜崎真二 ●
1964年 : 林義一 ●
1965年 : 林・砂押2★
1966年 - 1967年 : 飯田徳治 ●●
1968年 - 1969年 : 別所毅彦 ●●
1970年 : 別所・小川★
1971年 - 1973年 : 三原脩 ★●●
1974年 - 1975年 : 荒川博 ○●
1976年 : 荒川・広岡●
1977年 - 1979年 : 広岡達朗 ○☆★
1980年 - 1983年 : 武上四郎 ○●★★
1984年 : 武上・土橋●
1985年 - 1986年 : 土橋正幸 ★★
1987年 - 1989年 : 関根潤三 ●●●
1990年 - 1998年 : 野村克也 ●○☆☆●☆●☆●
1999年 - 2005年 : 若松勉 ●●☆○○○●
2006年 - 2007年 : 古田敦也 ○★
2008年 - 2009年 : 高田繁 ●○
2010年 : 高田・小川●
2011年 - : 小川淳司 ○○
1950年 : 宮崎要 ●
1951年 - 1959年 : 三原脩 ○○●☆○☆☆☆●
1960年 - 1961年 : 川崎徳次○○
1962年 - 1969年 : 中西太 ○☆●○○○●●
1970年 - 1974年 : 稲尾和久★★★●●
1975年 : 江藤愼一○
1976年 - 1977年 : 鬼頭政一★★
1978年 - 1981年 : 根本陸夫●★●●
1982年 - 1985年 : 広岡達朗☆☆○☆
1986年 - 1994年 : 森祇晶 ☆☆☆○☆☆☆☆☆
1995年 - 2001年 : 東尾修 ○○☆☆○○○
2002年 - 2003年 : 伊原春樹☆○
2004年 - 2007年 : 伊東勤 ☆○○●
2008年 - : 渡辺久信☆●○○○
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