【中日】2015年11月6日の契約更改　工藤・岸本・阿知羅・藤吉・近藤・高橋周

　中日の契約更改が６日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮で始まった。先陣を切ったのは工藤隆人外野手（３４）で、現状維持の１５００万円で一発サインした。

　今季は１３試合の出場にとどまり、１安打０打点０本塁打の成績。「自分にとってふがいないシーズンで、チームも勝てなかった」と振り返った。

　昨年まで契約更改交渉に同席していた落合博満ＧＭ（６１）が、今年はおらず。「違和感はなかったですが、（シーズン中に）ＧＭと話す機会がないので、そういう機会がほしい。いろいろ話したいこと、聞きたいことがあるので」と寂しそうだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/20151106-112-sph

　育成の中日・岸本は、６日、ナゴヤ球場で現状維持の３００万円でサインした。

　「支配下になろうと、思ってやってきたのですが、なれなかったのは、自分の甘さだと思う」。２軍でチーム最多の３４試合に登板したが、２勝５敗２セーブ、防御率５・７１と精彩を欠いた。オフは、台湾ウインターリーグに派遣される。「外国人選手に真っすぐが通用するか、試していきたい」と意気込んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/20151106-524-sanspo

　中日阿知羅拓馬投手（２２）が６日、ナゴヤ球場で契約更改交渉を行い、２５％ダウンの５０７万円でサインした。

　２年目の今季も、１軍登板なく終わった。２軍戦では１４試合に登板し、０勝１敗。防御率８・４０と振るわなかった。「早く独り立ちしろと言われているので」と今オフに退寮する予定。心機一転、来季の飛躍につなげる。（金額は推定）
http://headlines.yahoo.co.jp/20151106-112-nksports

　中日の育成藤吉優捕手（１９）が６日、ナゴヤ球場で契約更改交渉を行い、現状維持の３００万円でサインした。

　今季は右肘の故障もあり、２軍戦は１試合の出場に終わった。「こんなに長い期間、野球ができないのは初めてだった。先輩の捕手のリードを見て学んだ。この期間が支配下登録につながったと言えるようにしたい」と話した。

　オフは今季ブレークした右腕若松と自主トレをともにする予定だ。「１軍で月間ＭＶＰを取った方。オフをどう過ごすのか、１年目で分からないので見習いたい」と参考にする。（金額は推定）
http://headlines.yahoo.co.jp/20151106-126-nksports

　中日の育成近藤弘基外野手（２２）が６日、ナゴヤ球場で契約更改交渉を行い、現状維持の３００万円でサインした。

　２軍戦に２２試合に出場し、３２打数４安打、打率１割２分５厘。「シーズン中は結果を残したくて小さくなっていた。今は積極的にいけているので、これを続けていきたい」と話した。（金額は推定）
http://headlines.yahoo.co.jp/20151106-130-nksports

　中日・高橋周平内野手（２１）が６日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮で契約更改に臨み、今季の１８００万円から２００万円減の１６００万円でサインした。

　背番号３を背負った今季は５１試合の出場にとどまり、いずれもここ３年でワーストの３２安打、４本塁打で打率２割８厘。「チャンスはいっぱいあったんですが、自分で何もできなかった」と反省した。

　また、２年目で今季１軍出場なしの阿知羅拓馬投手（２２）は今季の６７５万円から５０７万円でサイン。育成の岸本淳希投手（１９）、藤吉優捕手（１９）、近藤弘基外野手（２２）はいずれも現状維持の３００万円で育成のまま契約更改した。
http://headlines.yahoo.co.jp/20151106-147-sph